おはなし

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愛別離

本日はご入園・ご昇級、おめでとうございます。この節目の時期、保護者の皆さまにおかれましては、お子様たちの成長を感じ、何にも増してうれしく楽しい気持ちを持たれているのではないでしょうか。  4月は出会いの月です。子ども達も新しいお友達、新しい...
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大雪

関東地方で2月に降った2回の大雪は各地で大変な被害を残しました。青梅市内で孤立された方はいなくなったとのことですが、今なお降雪前の生活にはなかなか戻りきれていないのではないかと存じます。  大雪の後、薬王寺を訪ねてくださった方がおられたので...
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節分

2月3日は節分です。  節分とは本来、季節の始まりの日の前日を指しますが、今では立春の前の日を指すことが一般的となりました。立春は春を迎える日ですので、節分は冬の終わりの日ということになります。  1年で溜まった悪い気=鬼を炒った大豆の力で...
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3才神話

「三つ子の魂百まで」という慣用句があります。俗に3歳神話と言われる子育ての話題の中で、最初に意識される言葉でしょう。  三つ子の魂百まで、は「3歳までに身につけたことは一生忘れない」という意味だと、間違えておぼえていることがあります。これは...
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福島の保育園

今日11月29日で、2011年3月11日から995日目となりました。東日本大震災の爪あとは個々人の記憶とともに、東京電力・福島第一原発事故を始めとする、いまだ解決しない様々な課題として残り続けています。  幸い、青梅は震災前と変わらない生活...
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遊びの大切さ

子供の遊びは発達の上でとても重要な要素です。 遊びの中では様々な状況が生まれるため、課題の発見とその解決を繰り返しおこなえます。これが子供の発達にはとても効果があります。  実のところ、様々な状況というのは大人としてはあまりうれしいものでは...
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多様性

最近、多様性を大事にしよう、というお話をよく耳にします。生物の多様性を保護しよう、とか、多様な文化を認め合おう、というように言われることです。  なぜ多様性が大事か? といえば、単一な性質だけで構成されているモノは最適な環境であれば大いに繁...
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心を変える

8月はお盆ということもあり、保育園は比較的に登園する子ども達も少なく、静かで少々さみしい様子になります。多少時間が使えるこの時期を使って、様々な研修会・勉強会に参加してまいりました。 その中で印象に残った研修会に臨床心理士の方による講演があ...
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「善く」見る

乳児期、ずり這いを始めた子どもは好奇心のまま色々なところに動いていきます。そこで夢中になるもの―引き出しの取っ手、ピカピカ光る電子機器、転がっているビー玉などなど…―に出会うと、じっと見つめたり、口の中に入れたりします。危ないものを口に入れ...
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待つこと

小さなハプニング 大人は自分の予定をおおむね把握して、スケジュールを計算して行動します。 小さいお子さんがいるご家庭では、このスケジュールに基づいた行動にお子さんを同行させることが多いでしょう。 ここで小さなハプニングが起こります。 移動し...