待つこと

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小さなハプニング
大人は自分の予定をおおむね把握して、スケジュールを計算して行動します。
小さいお子さんがいるご家庭では、このスケジュールに基づいた行動にお子さんを同行させることが多いでしょう。
ここで小さなハプニングが起こります。

  • 移動しようと電車に乗り込んだ瞬間に「おしっこいきたい」と言い始める
  • 突然立ち止まって、行きたくないと駄々をこねる
  • 朝熱を出して、一日の予定がキャンセルになる

などなど…

予定していたアレコレがこなせなくなる。大人は当然イライラします。頭を下げないといけないシーンも増え、困ることも多くなります。

可能性を持ってきてくれる
このお子さんの小さなハプニングを発端とする困ったことですが、その後大きな影響はありましたでしょうか?
一年後までも覚えている「大きな影響」などはあまり無いのではないでしょうか。

取り返しのつかないことというのは、世の中にはそれほど多くないようです。
小さなハプニングが、ひょっとすると他の可能性を持ってきてくれることもあるかもしれません。

お子さんをいつも側において置けるのは、小学校低学年くらいまでです。
ほんの数年で終わってしまう時間ですので、小さなハプニングにイライラせず、ゆったりほほ笑んで受け止めてあげてください。

※『副園長のはなし』は10/1(月)までお休みします。再開は10/2(火)です。