園長コラム「見守り、寄り添う」

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ご入園・ご進級おめでとうございます。

穏やかな春の訪れと共にお子様を受け入れられることを、心より光栄なことと受け止めています。

初めてお子様を預けられる保護者様、昨年度と違う環境に送り出す保護者様、きっとそれぞれ期待と共に、ご心配な気持ちを持たれているのではないでしょうか。そしてそれは園児自身が感じていることと変わらないだろうと、想像しています。

近年保育の現場では、子どもとは「未熟な人」ではなく、「立派なひとりの人間」である、と言うようになりました。子ども達はそれぞれ、今という状態の中で、懸命に考え、最も「善い」と考えたことを行なっています。その結果が大人が考える最善ではないかもしれません。しかしその経験は、必ず次の機会に活かされていくでしょう。

子どもはゆっくりと、しかし確実に成長しています。

今井保育園は、子ども達にとって自宅のようにくつろげる「生活の場」となれるよう、その子どもの姿を見守り、それぞれの成長の姿を観察し、寄り添いながら日々を過ごして参ります。

今年度も、よろしくお願いいたします。

園長 橋本貴志