幼くても

昨年度から何度も予定変更を繰り返しておりました『「菌ちゃん野菜」の土作り』は5/16(火)に無事スタートすることができました。
約1ヶ月ほどで野菜くずは土になり、今年も園庭での野菜づくりができるようになります。実りだけではなく育つ様子も園児たちとともに楽しめればと考えています。
6/8(木)には午前11時から子供向け、午後1時からは大人向けに、「菌ちゃん野菜」の提唱者である吉田俊道先生(NPO法人大地といのちの会 代表理事)の講演があります。保護者の皆様だけではなく、どなたでも参加いただけますので、ぜひお出でください。

5月20・21日と、日本保育学会に参加してまいりました。学会では日本全国の保育研究者・実践者の方が研究発表をされており、その場にいるだけでも大変勉強になりました。
そして今回初めて私自身も、NHK Eテレ『すくすく子育て』でお馴染みの井桁容子先生(東京家政大学ナースリールーム主任保育士)にお誘いいただき、乳児保育をテーマにシンポジウムを開催しました。
私からは今井保育園のことをお話したのですが、会場からのご質問をうかがうと、当園では当たり前になっている保育や考え方が驚きをもって受け止められたようでした。
今井保育園では乳児保育を中心に据え、0才からの成長の上にその後の成長が重なっていくと考えています。しかし質問者の多くの方は、保育は年長さんが中心であり、それより幼い子達は「あるべき年長さんの姿」を「目標」として目指すように保育される、という考え方を持たれているようでした。

「目標」は大人が用意したものであり、なぜその「目標」なのか、目指さなければならないのかということは子供の内側から湧いてきたものではありません。
自分以外の人に与えられた目標を達成するより、どうしたいのかを考え、伝え、実行する力が自分にはあることを子供たちに実感してもらうほうが、未来に渡って彼ら自身の財産になると考えられます。

「子供のいうこと」と考えず、「幼くても懸命に考え、伝えようとしていること」と考えて、子供の言葉に耳を傾けたいと思います。

園長 橋本貴志

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