おはなし

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3才神話

「三つ子の魂百まで」という慣用句があります。俗に3歳神話と言われる子育ての話題の中で、最初に意識される言葉でしょう。  三つ子の魂百まで、は「3歳までに身につけたことは一生忘れない」という意味だと、間違えておぼえていることがあります。これは...
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福島の保育園

今日11月29日で、2011年3月11日から995日目となりました。東日本大震災の爪あとは個々人の記憶とともに、東京電力・福島第一原発事故を始めとする、いまだ解決しない様々な課題として残り続けています。  幸い、青梅は震災前と変わらない生活...
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遊びの大切さ

子供の遊びは発達の上でとても重要な要素です。 遊びの中では様々な状況が生まれるため、課題の発見とその解決を繰り返しおこなえます。これが子供の発達にはとても効果があります。  実のところ、様々な状況というのは大人としてはあまりうれしいものでは...
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多様性

最近、多様性を大事にしよう、というお話をよく耳にします。生物の多様性を保護しよう、とか、多様な文化を認め合おう、というように言われることです。  なぜ多様性が大事か? といえば、単一な性質だけで構成されているモノは最適な環境であれば大いに繁...
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心を変える

8月はお盆ということもあり、保育園は比較的に登園する子ども達も少なく、静かで少々さみしい様子になります。多少時間が使えるこの時期を使って、様々な研修会・勉強会に参加してまいりました。 その中で印象に残った研修会に臨床心理士の方による講演があ...
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「善く」見る

乳児期、ずり這いを始めた子どもは好奇心のまま色々なところに動いていきます。そこで夢中になるもの―引き出しの取っ手、ピカピカ光る電子機器、転がっているビー玉などなど…―に出会うと、じっと見つめたり、口の中に入れたりします。危ないものを口に入れ...
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待つこと

小さなハプニング 大人は自分の予定をおおむね把握して、スケジュールを計算して行動します。 小さいお子さんがいるご家庭では、このスケジュールに基づいた行動にお子さんを同行させることが多いでしょう。 ここで小さなハプニングが起こります。 移動し...
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善意で見よう

その判断は「正しい」? 物事を見るとき、現象を見て、良し悪しを判断します。 そして「すばらしい!」と感じたり、「なんだこれは?!」と憤ったりします。 でもその判断は「正しい」のでしょうか? 良かれと思ってやったことが人の怒りを買い、逆に放置...
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見守ること

子供が何かをやろうとすると、ついつい保護者がやってしまうのが、手や口を出すことです。 どうせだったら上手にやってほしいし、失敗して怪我でもしたらかわいそうだし、服が汚れたりしたら面倒だし…と子供が「失敗」することを嫌がって、手や口を出して「...
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無理をさせる意味ってありますか?

「好き嫌いせずに食べなさい!」 「いつまでやってんの! さっさと準備しなさい!」 上は食べ物をなんでも食べられれば健康な体を手に入れられるからという親心。 下は遅刻して先生などに怒られないようにするための親心。 どちらもわが子を思う気持ちか...