園長コラム「安心を与えられる存在」

10月は台風の来訪で始まりました。
東京直撃ではないですが、離れていても勢力が強いままの台風にはすさまじいエネルギーがあるため、距離に関わらず防災を心がける必要があると感じます。

古い言葉で台風を「野分(のわき)」ともいいます。二百十日(にひゃくとおか)を過ぎた頃に吹く強い風のことで、この中に台風が含まれています。秋が深まり、肌寒さや心細さを感じさせる言葉として用いられました。
夜の暗い窓の外、強く吹き付ける風と激しい雨には、大人でも心細さを抱きます。まして子どもにとってはとても恐ろしく、それだけに側に大人がいることが心強く感じるようです。

子どもにとって大人はとてつもなく大きな存在です。本能に「大人の近くにいると安心する」「大人の行動や言葉を真似することはよいこと」という事柄が刻まれているのではないかと考えるほどです。
それだけに大人が子どもに与える影響は大きく、大人が不機嫌にしていると子供は「自分のせいではないか」と本気で考え始めます。このために子どもは自分を責めたり、体調を崩してしまうことがあります。
それは逆に大人が機嫌良くしていれば、子ども達は安心して過ごせる、ということを示しています。

大人としてできる限り、子ども達の不安を取ってあげ、安心を与えられる存在でありたいと思います。

園長 橋本貴志

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