昨日青梅市による保育園職員を対象とした新型コロナワクチンの職域接種が完了しました。
2回目接種の際に多大なるご協力をいただいた第1グループと、今回の第2グループ、職員毎の自主的な接種を合計すると、職員の90%超がワクチン接種を完了したことになります。
残りの職員も各自接種の準備を進めています。
2回目の接種からおおむね2週間程度で抗体を獲得できると言われています。
抗体を獲得することで感染するリスクだけでなく、感染させるリスクも低くなると言われています。
お預かりする園児に職員から感染させてしまう確率を大きく下げられることになり、まず一安心といったところです。引き続き感染症対策を取りつつ、保育に当たりたいと存じます。
しかしながら、現在主流に置き換わったというデルタ株では、今まで感染しにくく発症しにくいと言われていた子どもも感染し、発症してしまう例が多く報告され始めました。
今後、子どもから子どもへの感染が増え、各ご家庭に持ち帰ってしまい、家庭内感染につながってしまうことも考えられます。
そろそろ夏休みが終了し、学校が再開すると校内感染によって拡大してしまうのではないか、という懸念が持たれています。昨日学校関係者に向けて、次のような文書が発出されました。
【8/20付 文部科学省「新学期に向けた新型コロナウイルス感染症対策の徹底等について」】
https://www.mext.go.jp/content/20210820-mxt_kouhou01-000007004_1.pdf(2.5MB|外部リンク)
このような文書を改めて出すほど、緊張感が高まっている状況ということをご理解いただければと思います。
保護者様、ご家族様に置かれては感染対策の徹底に加え、可能な年齢ならワクチンの接種をご検討いただき、今までなら大きな問題ではなかった体調の不良にもお休みする等の慎重なご対応をいただくなど、一層のご配慮をお願いいたします。
お願いばかりで恐縮ではありますが、保育園内における感染拡大を起こさないために、ご協力いただけますようお願いいたします。