保護者様・園児向け講演「菌ちゃん野菜で元気!」開催しました

昨年度から取り組み始めた菌ちゃん野菜と調理方法を、保護者様や園児の皆さんにもわかりやすく教えていただくため、はるばる佐世保から菌ちゃん野菜の提唱者、NPO法人大地のいのちの会 理事長 吉田俊道(よしだとしみち)先生がご来園されました!

野菜を食べる大切さ、命をいただくことの重要さ、また野菜や魚のどこに大切な栄養が含まれているかを解説していただきました。

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上の写真は「じゃがいもの皮をむかないで」とお家の人にいえるかな? という寸劇をしているところです。

じゃがいもにしてもニンジンにしても、皮に抗酸化作用がある栄養が含まれているので、皮を向いたら食べる意味がない! と力強くおっしゃる吉田先生。子ども達も先生の軽妙なトークに笑ったり驚いたりして、とっても勉強になったようです。
同様に玉ねぎなら皮(パリパリしたところ。煮だしてスープにしたものを使います)や成長点(先端部分のくっついたところ)、夏野菜にも太陽の日差しに耐えるために抗酸化作用のある栄養素がたくさん含まれているそうです。

午後は保護者様向けの講演会。
こちらはうってかわって大人が納得できるようなデータや実例をたくさん聞かせていただきました。
栄養をきちんと取らせるための食事を大人が意識して料理に取り入れていかなくてはなりません。

特に驚いたのが市販されている味噌や醤油には「本物」と「似たもの」があるということでした。
たとえば「本物」の味噌には大豆・塩・米(発酵止めのアルコールが入っている場合もあります)くらいしか入っていません。ところが「似たもの」の味噌にはそれ以外の材料がいっぱい入っています。しかもほとんどの場合「似たもの」の方が金額が安いのです。これはどうしたことでしょうか?

それは「似たもの」の方が早く安くたくさん作れ、それを買う人が多いから、というのが理由のようです。
メーカーは儲かるものをたくさん作りたいのですが、それだけではまずいので「本物」も作ります。「本物」は「似たもの」に比べてほんの少し高い(100〜200円程度)ですが、手間も時間も材料にかけるお金も多いため、「似たもの」くらべれば栄養素としての価値は、比較にならないほど高いものになります。
これは醤油やみりん、料理酒など、ほぼすべての調味料に言えることで、長期発酵を必要とする食材なら、本来の材料で作られたものを食べたほうがいい、子どもの胃は小さいから「似たもの」をたくさん食べさせるより、「本物」を食べさせてほしい、とのことでした。

また砂糖が入っている飲み物や食べ物を体に入れると、雑菌やウィルスを食べてくれるマクロファージの働きがにぶくなり、体の小さい子どもにはダメージが起こりやすくなる、ともおっしゃっていました。

とは言え、恐ろしい話ばかりではなく、上記のようなちゃんと栄養素が取れる食事をすることで、大人も子どもも元気な体と心を手に入れられる、という明るいお話がほとんどでした。

今井保育園は昨年度から給食を見直し、野菜や魚、調味料からダシにいたるまで大幅に変更しました。そのおかげもあってか、園児たちの集中力があがり、風邪や胃腸炎にかかる率が下がり、かかったとしてもその後の回復までの時間が短くなってきたようです。
まだ2年目ではありますが、手応えを感じているところでもありますので、今後も取り組みを続けていまいりたいと考えております。

吉田俊道先生にはまた来年もおいでいただきますので、次回もぜひご参加ください。

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