園長コラム「たまには保育に関係のないお話」

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暑い日が続きます。一足早い夏の訪れに体調を崩しやすくなっているのではないでしょうか。
水分補給と睡眠をしっかりとり、体調管理を心がけたいところです。

さて、NHKの朝の連続テレビ小説「虎に翼」が話題になっています。
日本初の女性弁護士の一人であり、後に女性初の裁判官(判事)となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を主人公としたお話です。

朝の連続テレビ小説といえば女性の一代記がテーマとなることが多く、「虎に翼」もその例にもれず寅子の学生時代からお話が始まりました。
主人公は難関試験を突破して弁護士資格を取得し、その後は結婚・出産、そして戦争と挫折を次々と体験していきます。
お定まりの物語のようであっても、一つひとつの出来事に、実際に血が通った人間がその時そうするしかなかった、そうせざるを得なかった、努力した結果その場所に行き着いた、と納得させられるものがあり、見ている私達が共感し、時に笑い、涙を流すような内容です。

私の持論ですが、ドラマでも映画でも、監督や出ている俳優ではなく脚本が良くなくてはおもしろい作品にはならないと思います。
「虎に翼」の脚本を手掛けているのはアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」「タイガー&バニー」を手がけた吉田恵里香(よしだ・えりか)さんです。ひと通りこれらの作品を楽しませていただきましたが、ドラマにしてもアニメにしても、単純な登場人物はなく、コミカルさの中に人の物悲しさ、また美しさを感じました。

今は様々な配信サービスを通して、いつでも古今の名作を楽しむことができます。
古いのだから、子ども向けだからなどと侮らず、作劇の面白さを味わいたいと思います。

園長 橋本貴志