園長コラム「SDGsは何のために?」

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あっという間に12月が終わり、新年1月です。明けましておめでとうございます。

あらゆるところで「SDGs(えすでぃじーず、持続可能な開発目標)」が掲げられるようになりました。国連総会で採択されたのは2015年9月だそうなので、7年以上たっています。
日本では2020年7月、ジャパンSDGsアクション推進協議会が発足したことから、広報が本格化したようです。

あらためてその目標を確認してみると、最初に「1.貧困をなくそう(No Poverty)」と掲げられています。その後に「2.飢餓をゼロに」「3.すべての人に健康と福祉を」「4.質の高い教育をみんなに」「5.ジェンダー平等を実現しよう」と続きます。
こう言った目標では重要な項目から並べられるのが通例ですので、SDGsでは上記のことを重要としていることがわかります。

一方で各種メディアで多く言及されているのは12番目の「つくる責任 つかう責任」に当たる資源の再利用や再生可能エネルギーのことです。
もちろんメディアでの扱いは検討の上で、あえて12番目の目標にクローズアップしているのだと思いますが、それでも1から5の目標があまり目立たないことには残念な気持ちになります。

一人でも悲しい思いをする人が減ってくれることを願ってやみません。

園長 橋本貴志