「昆虫が集まる木」ができました。

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みんなで水遊びをしていた時にセミが鳴き始めました。興味を持った子ども達が「ミンミンゼミだよ」「ひぐらしだよ」「アブラゼミじゃない?」とそれぞれが思うセミの名前を口にし、話が弾んでいました。
室内では図鑑を見ながらカブトムシやクワガタについて熱く語る子ども達も・・・。

図鑑もいいけれど、もっと子ども達の目に入りやすい昆虫コーナーがあると楽しいかな?と考えていたところ、制作コーナーでゆり組の男の子が折り紙で作った小さな木に折り紙のセミをとまらせていました。
セミが重くて木がユラユラしていたので、はがれないようセロハンテープで一生懸命とめていた男の子に「大きな木があったら、そこにも昆虫が集まるかな?」と問いかけてみたところ、「集まると思う!」と元気な返事が返ってきたので、保育室の丸い柱を木に見立て、制作が始まりました。

梱包材を利用して樹皮に見立てた木を眺めながら、「虫が集まるには樹液や蜜が必要だから」と、黄色やオレンジの折り紙を丸めて貼り付けたり、「枝や葉っぱもあるといいよね」とアイデアを出してくれた子ども達。
自分で考えたものを形にし、それを見た友達が「一緒にやりたい!」と仲間になり、あっという間に昆虫が集まる賑やかな木が出来上がりました。

蜜を舐めているように見える角度を探るなど、貼る時にも集中する姿が見られました。
よく見るとてんとう虫やカタツムリもいますよ。色々な虫を見ながら友達と楽しそうに会話をしている子ども達です。