みんな同じじゃないか!

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もう2ヶ月前のことになりますが、リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックが終わりました。オリンピックの閉会式では安倍首相がマリオに扮するなど、始めから終わりまで大きな話題になる大会でした。

次回はいよいよ東京です。1964年の「第1回」東京大会はパラリンピックの「第1回」でもありました。
今回「第2回」となる東京パラリンピックのプレゼンテーションがリオパラリンピック閉会式で流れましたが、その映像の中に次の一文が表示されました。

They were like everyone else!
訳:みんな同じじゃないか!

これは東京パラリンピック唯一のメダリストであった卓球男子ペアのお二人が、海外の選手たちを見て思われた感想だそうです。
海外の選手たちは仕事を持ち、家庭を持ち、外に出かけ、お酒まで飲んでいる! 日本の選手は自分たちとのあまりの違いにびっくりし、同じ可能性が自分たちにもあることに気づいたのです。

誰にでも自由がある。障害者だろうが子供だろうが、より「強い人」から見れば「守らなければならない存在」であると感じられるとしても、自ら決め、行動する自由がある。
自由があるからこそ、自ら決めて実行する力を身につけられると言えます。

自ら決めて実行する力、それは何ものにも代えられない、生きる力です。
ぜひ次回のパラリンピックまでの間、これらのことを頭の片隅に置いておいていただければと思います。