連日暑い日が続きます。
ただ気温が高いだけではなく湿度が高くなってくると、夏らしい季節になってきたな、と実感いたします。
保育園では暑さしのぎや汗を流すためもあって、水遊びやプール遊びを行なっています。本来は夏らしさを満喫するための水遊びですが、最近は気温が30℃を越える日も珍しくないため、熱中症対策としても重要なものになっています。
今年からは子ども達の健康状態にきめ細かい配慮ができるよう、保育室毎に熱中症指数計を配置し、健康管理を心がけております。
自分の子供の頃もこんなに暑かったっけ? と、自分の記憶の中の夏との違いを感じます。どうやらこの感覚は間違いではないらしく、近年東京では30℃越えの日数が増えているとのことです。江戸時代は夏の平均気温が27℃だったという話もあり、数十年・数百年単位で気候も変わっていくのかもしれませんね。
こうなってくると自分の経験にとらわれず、その時その時に適した対応を取る必要がありそうです。また最近の住宅は気密性が高いため熱がこもりやすく、太陽が沈んでも室温が下がらず、真夜中になって熱中症になってしまった、という例もあります。
最近は気温と湿度から割り出される「暑さ指数」という数値をメールでお知らせしてくれるサービスもあります。こういった情報も参考に、お子様だけではなく、ご家族皆さまが健康で元気に夏を楽しんでお過ごしください。
※参考資料
【環境省 熱中症予防情報サイト】http://www.wbgt.env.go.jp/mail_service.php
【東京都 光化学スモッグ情報】http://www.ox.kankyo.metro.tokyo.jp/regist.html